新しいことをはじめるのは楽しいもんだ。
初応募でラッキーにも参加できることになった「サントリー 1万人の第九」。
これから、12月6日の本番まで、ほぼ毎週レッスンがある。
日曜日の午後の大阪初心者クラス。
初練習は総選挙とあたり、さっそく練習会場は変更になった。
そのおかげ?で、とあるホールを使わせていただくことに。
舞台の上にはグランドピアノ。
音響効果もあるキレイな会場で気持ちのよいスタートとなった。
わたしたちのクラスの先生はけっこう若いオペラ歌手の男先生。
発声練習から「プロ」の声に惚れ惚れ。
本職のバスの低音はもちろん、どのパートも聞き惚れる。
初心者クラスは12回のレッスン。経験者クラスは6回。
各曜日、時間帯、会場で細かくクラスは分かれているけれど、さすがにトータル1万人。
私と同じクラスに集ったのは老若男女、100人?200人?
お母さんと一緒の子どももちらほら。
日曜日ということもあってか親子参加も多いようだ。
初心者クラスのはずなのに
「生まれてはじめて第九を歌う人」の先生の質問に上がった手は結構少なくてびっくり。
男性陣、素人いないんじゃないか?
とくにテノール、もう「できあがってる」感じ。
何小節かの練習ではあったけど、せっかくだからと、メイン部分もさらっと教えてくれた。
先生のドイツ語の声の出し方を楽譜にうつすのに必死になった。
事前に「カタカナ歌詞」はネットから落としてはいたけど、
せっかくだから先生の声から聞き取る。
・・・カタカナに置き換えられない発音。
隣をちらりと見ると、同じ音でも聞こえ方が違っているようで面白い。
パート別のに音をさらったあと、さっそく四つのパートを合わせていく。
まず素人ではない男性陣パート。
テノールとバスの混声は「ほう~」とため息がもれる。
そこにソプラノが加わり「うわ~、ほんまに第九やあ・・・」と感動し、
私たちアルトで???
予習、復習しないととても追いつけない。
まあ、先生も「20年かかって歌える曲ですから」と笑顔。
本番は楽譜を持たない。
ドイツ語歌詞が覚えられるのかと不安はあるけれど、
楽しいレッスンでこれからとても楽しみ。