今日、課長は風邪でダウン。
大学は24日で仕事納め。
あと四日ではとても納まらない仕事・・・。
研究所内で150通ぐらい出す年賀状を刷りつつ、
年が明けたらすぐに責了しなくてはいけない校正紙と格闘。
プリンターがキイキイと悲鳴のような音を立て、
真っ赤っかになって帰ってきうた校正紙の朱書きの字が判読できない。
なんだこれは??
印刷会社が手帳を持ってきて、
派遣会社の営業がカレンダーを持ってきて、
校正紙の送付状に「師走の候」だの「良いお年をお迎えください」だの入れて、
ああ、年末だなあとしみじみ。
仕事帰りにふらりと美容院に立ち寄りすっきり散髪。
短い髪をそろえるだけだから30分くらいでちゃっちゃと終わる。
梅田で姪っ子に「りらっくま温泉」のクリスマスプレゼントを買い、
年賀状に使うハンコを買い、抽選券が一回分。
ガラガラを回したかったのに、スロットだった。けど三等。
三等景品、お菓子かミニバックかちょっと迷ってると携帯が鳴る。
忘年会の予約をした店から人数と時間の確認。
「確認」といいながら座席の変更を「お願い」される。
誰かが二等をあてたようだ。
カランカランと抽選会場にベルが響く。
ほんと、年末だなあとしみじみ。
「年の瀬」の瀬ってのは急流や激流をあらわすもんらしい。
それぐらい年末ってのは「渡りきるのが大変」だってことで。
ツケをはらい、年越しの暖や食料を確保し・・・。
今夜のニュースも職とともに住む部屋さえも失った派遣労働者の姿を伝える。
派遣で働いている友人の会社ではリストラで駐輪場が空いたそうだ。
郵便局の年賀状バイトに学生以外の応募者が殺到しているという。
私も大学の長い休暇の穴埋めに年末年始はアルバイトをする。
今日、挨拶にきた同僚の派遣会社の営業さん。
持ってくるはずの次の三ヶ月の契約書を持ってこなかったという。
そして私の派遣会社からも次の契約書はまだ届かない。
いつもならとっくに郵送されてもいい時期なのに。
来年度予算の確定時期。
「調整中」という言葉が囁かれている。
今年の年の瀬は深くて流れが相当きつそうだ。