今の職場では年に数回の小さな研究会と
春・秋に大きな講演会がある。
来月開催の春の講演会のポスターとチラシが納品された。
秋は「学術講演」で大学の先生がお話されるが、
春は「歴史講演」ということで歴史作家さんが講師になる。
今の職場に来て春ははじめてなのでちょっと楽しみ。
今日は朝からポスター貼りやチラシの設置、
過去の参加者への案内状の発送で一日が暮れた。
ラベルを貼って、三つ折して、封入して・・・。
昔から好きな作業だ。
三つ折機械がご機嫌悪く、厚口の紙を手折りするのは一苦労。
でも紙の感触ってほんま好き。
職場では「箱好きの紙フェチ」と呼ばれている。
よく扱う大学論集で好みの紙を使っているので出会うと
「これ触ってみて~」とつい廻してしまう。
地方史や全集など箱付きの本は、書庫に並べるときには箱をとる。
その箱が捨てられるはしのびない。
みんなデスク上で書類整理箱に使ってるけど、どんどんたまる。
なにかいい活用法はないかな。
今日も納品されたばかりのポスターの裏をさわさわ。
まだインクの匂いがしてつい鼻をくっつけてるとさすがに引かれた。
長い時間を経た本たちの匂いもすきだけど、
刷りたての印刷物の感触も匂いってやっぱり好きだなあ。
指先をピシピシ紙に切られつつ、
500通ほどを完成させて無事に今日の便にのせられた。
あっという間の一日だった。