芥川賞と直木賞の選考が終わった。
今期は直木賞の候補に
好きな作家や読みたい作品が並んでいたので
いつになく楽しみにしていた。
〔直木賞 該当者・該当作品なし〕
なんか残念、というよりちょっと後味悪い。
誰かが受賞すれば、候補に上がった作品たちが
数多くの小説の中から選ばれた「候補作」として輝くのに、
「該当なし」だとそれらの作品が「否定」された気がする。
直木賞の該当なしは4年ぶり、
芥川賞の該当なしは1999年が最後。
最近は賞のあり方にいろいろと批判もあるので
「値するものがない」という選考結果もそれはそれでよいんだけど。
そんないいつもは気にしてないことなんだけど・・・。
今期の候補作のラインナップは「豊作だ」と思っただけに、
とても好きな作家さんが入っていただけに、
多くの友人からおすすめされた作品たちが入っていただけに、
なんだかちょっと 「なんでだよ、おいっ」 と思った。