金聖響の「21世紀の新世界」
シンフォニーホール
昨年につづき今年も年明けは聖響さんの新世界から。
これで私の新春行事は終わり。
シンフォニーホールでのはじめての3階席。
舞台上なので、オケ全体を見渡せて聴きやすかった。
管弦楽は私が好きなセンチュリー。
あまり印象になかった2楽章がよかった。
わりと回数を聴いている曲なのに、
木管楽器の旋律がこんなにきれいだったとは。
センチュリーのホルン奏者はすごくうまい。と思う。
ブロンドの多分主席奏者が抜群にうまい。
いろんなコンサートを聴いていると、
不安定なホルンの音程に「うっ」と残念な思いをすることが
たまにあるけど、センチュリーでは今までない。
いつも肝心なホルンの独奏ではこのブロンドの方がぴしっと締めてくれる。
やさしい音も、難しいといわれるピアニッシモも、勇敢な音も。
今日は満席で当日席も埋まり、立ち見も出ていた。
朝は雪。昼には青空が広がったけれど寒い一日だった。
気持ちのいい演奏が聞けて、
帰り道は外の空気のようにスコーンとすっきりした気分だった。