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2019年 01月 11日
今日は鏡開きの日、のようだ。 「松の内」が1月7日の地域は…。 7日が仕事始めだった職場で、 追加で出す年賀状や、 新年の挨拶を入れる書面を確認していたら 松の内は「7日」までか「15日」までかと 食い違う。 私は15日の感覚でいたけど、 同僚は7日、上司は…感覚なし。 所長は中国の出身で興味津々。 よく知らなかったので調べてみたら、 関東は7日、関西は15日。 最近は7日が主流になっているよう。 全国的に「小正月の15日までが松の内」で 20日に鏡開きだったのが 東西でわかれたのが江戸時代。 三代将軍家光の命日と重なったことで 鏡開きの日を早めることになったようだ。 歳神様がいらっしゃる松の内に 鏡開きするというのはなんなんで、 「1月7日をもって飾り納め」するよう 幕府が通達したのが1662年。 1657年の明暦の大火が関係する説も。 幕府のお膝元は7日に定着したみたいだけど、 関西までは通達が届かなかったのか、 無視したのか…。 ちなみに九州は別の理由で「7日」だそう。 職場では、 主流と言われる「7日」をとって 年賀のご挨拶はやめることに。 昨日、家に帰ったら両親から 年賀状の追加印刷を頼まれたので、 「松の内過ぎたから寒中見舞いに…」 と言ってみたら 「松の内は15日までだろう」と。 最近は門松、松飾りを見かけなくなった。 鏡餅も我が家には「偽物」すらない。 むかしむかし 宮田のおじいちゃんが、 それが何日だったかは覚えてないけど、 ひび割れした大きな鏡餅を木槌で割っていた。 トンカチだったかもしれない。 緑のカビを「体にええ」といいながら削り、 さらに小さく割ったカチカチの餅を たっぶりの油に放り込む。 そうして揚げたての餅に 醤油を絶妙にじゅっと垂らす。 私は横でつまみ食い。 それは幸せな記憶だ。
by saqqara0902
| 2019-01-11 21:56
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