自分の部屋の片づけがようやく目途をつきだした。
大掃除、というよりも
秋ぐらいから部屋を整理&改造していて
しばらくわやくちゃな状態だった。
5年くらい実家を出ている間に
もともとの自分の部屋は物置部屋になってしまい、
兄が使っていた部屋を「仮に」ということで使っていた。
実家の戻った時は、結婚で家を出ていくというよりは
また定職についたら一人暮らしをするつもりでいたから
なんとなく一時的に使っている感覚があった。
兄の机の横に私が買ったパソコン机も置き、
子供のころから共通で使っていた本棚があり、
私が買った安物のカラーボックスにも本が詰まっていた。
母親の和ダンスまで鎮座してなんとも混沌として落ち着かない部屋。
そんな部屋で気が付けば一人暮らししていた年を越えて
ようやく重い腰があがった。
夜や休みのたびに、かなり本格的にいろんな物を整理した。
親からは「結婚して家を出るかのような片づけやな」と
驚きの言葉をかけられたが、間をおいて
「そうか、家にずっと居座るからか」と嫌味まじりに納得の言葉。
・・・確かに、その通りだ。
押入れの物も全部出した。
衣類の整理は去年あたりから手をつけていたので
まあ、なんとかなった。
問題は漫画と本の整理・・・これが収拾つかず苦労する。
押入れの漫画を全部引っ張りだして、
本棚とカラーボックスの本も全部引っ張りだして。
売るもの、処分するもの、残すもの、すぐ手元においておくもの。
全部引っ張りだすと、兄の本と私の本で重複しているものも少なくなかった。
懐かしい本も出てきたり。その本を読んでいた記憶をたどったり、
なかなか判断がつかなかったり、なんやかんやでずいぶんと時間がかかった。
収納カートや手作りで簡単な棚を作ったりで、
電動のねじ回しも買ってしまった。
これでちょっと楽できた。
自分が好きな物を押入れや棚の奥に眠らさずに
表に引っ張りだして、好きな本やCDも視界に入る位置に。
机も使いやすいように、やる気がでるように。
今日、ようやく完成形が見えてきた。
すごく気に入ったけど予算が足りなくて
あきらめていた棚を、ちょっと交渉して現品処分品で
4割引き以上で昨日手に入れたことが大きかった。
ちょっと傷はあるけど、ずっとお店でそのものを見ていたから
愛着もひとしお。稼働できるはずの棚が固定されているけど
これまたその固定具合がちょうどいい。
小さな部屋にモノトーンのエリアと、和のエリア、
青のエリア、そしてBIGBANGのエリアと、
混沌具合はさらに深まった感はぬぐえない。
ああ、でもやっとこさ「自分の部屋」になった感じで
すごく嬉しい。