茶屋町のバイト先の近くに美味しいうどん屋さんがある。
午後2時から夜22時までが営業時間ということだが
バイトが終わる21時すぎに一度のぞくいてみると
「麺売り切れ」ですでに閉店していた。
午後1時から夜21時までの8時間勤務の時にもらえる
17時から18時までの1時間休憩が狙いめ、ということで
今月はここのうどんを楽しみに働いた。
麺もだしもおいしいけれど、天ぷらも美味しい。
もともと大好きなちくわの天ぷらがものすごく美味しい。
釜揚げうどんにはちく天はついているのに、茄子と南京の天ぷらをつけてしまい、
うっかり時給以上の豪勢な食事をしていしまった。
……ここのうどんの値段が決して高いわけではないくて、時給が安いだけだど。
時給で働いていると、すぐに時給で価値を換算してしまうくせが出る。
特に昼や夕方の食事休憩に時給以上の食事をすることは特別なことだ。
今回のダブルワーク期間はちょっと長くなって土日が二回もからんだ。
あげくに、普段の大学の仕事でも来週の土曜日はイベントで仕事だから16連勤。
まあ、好きなうどんくらい食べてしまえ、ということで
土曜日につづいて今日も17時休憩にいそいそとうどん屋さんへ。
「きつねうどんとかやくごはん」
メニューもみずに張り切って注文したけど、
昨日に続き「かやく売り切れ」の悲しい言葉。
仕方ないので?ちく天をトッピング注文する。
おおきなおあげも好みの甘さだった。
このだしとかやくごはんを楽しめなくて、ちょっと残念。
今日のメニューはちょうど時給くらい。
休憩前の仕事はちょっとしんどかったけど
「あの1時間の労働とこのうどん代」を天秤にかけても、
十分に価値あるうどんだ。
一番最初に食べたのは、ちく天温玉つきのぶっかけ。
Meetsの表紙も飾っていたこの店の人気メニュー。
この時はかやくご飯にもありつけた。
ふだんはあまり噛まずにつるつるつるつる食べるけど、
さすがにここのはコシが強くていつものようにはいかない。
かつて「踊るうどん」でむせたことを思い出す。
食べごたえはあるいし、注文から少し時間がかかるし、
お店への往復もあるので1時間休憩では「ぶっかけ」はちょっと忙しい。
今度、時間がある時に改めて楽しみたい。
去年、二回ほど香川に行ったけど、
大阪で十分美味しいうどんを楽しめるなあ、と実感した。
うどん棒、黒門さかえ、兎麦、仁川と十三の阪急そば……
美味しいうどんを食べるとほっこりするなあ。