帰省中の345さんと三宮で会った。
久しぶりに会った彼女は
風邪が治りきってはいなかったけど元気そうだった。
話を聞くと彼女のお母さんはさらに元気そうだった。
青蔵鉄道に乗るときはぜひ誘ってほしい。
いつの日か私の大好物の大根もちも
お相伴に与らせてほしい。
フーケのケーキを食べてふらりと人ごみに出ると
その先には生田神社の鳥居が見えた。
「まあ、生田さんに詣でましょうか・・・」
と人ごみの後ろにつく。
ここで「初みくじ」をひく。
四十四番 吉
ながむればまがむる花のあるものを
空しき枝にうぐひすのなく
<古きをすてて新しきにつくがよろし。捨つべきはすて進む所へ進むべし>と。
年末に同じような言葉をもらったばかりだ。
思い当たることが多すぎるので、納得。
345さんに会って本屋さんに寄らないことはない。
今日も「散財するから寄らない」と宣言したのに2軒寄った。
一軒は活字は置いてなかったけど・・・。
今は読みたい本が多すぎるから本屋さんは危険だ。
今日の朝刊では芥川賞、直木賞の候補作が発表されていた。
直木賞にはいろんな人からお薦めされた作品が並んでいた。
私が好きな北村薫の作品も。
「スキップ」「ターン」「語り女たち」で候補作にあがったけれど
まだ一度も受賞していない。
北村薫氏の作品では「六の宮の姫君」が一番好きだ。
今回の候補作品「ひとがた流し」はまだ読んでいない。
本屋さんの平台に高く積まれた青い表紙を何度も手にとり、
少し読んでは「あかん、これはじっくりと・・・」と戻していた。
今、本屋さんにいったら間違いなくお持ち帰りだ。
荻原浩氏の「四度目の氷河期」も忘年会で話題にのぼった。
いつもは寡黙な男前の20代の男性が語る荻原作品の話に
聞き入ってしまい二合とっくりをあけた。
佐藤多佳子作品は文庫になっているもの、できれば
「四季のピアニスト」シリーズから手をつけようと思った。
345さんと寄ったBOOK OFFで見当たらず・・・。
345さんは最近は池波正太郎を読破していたらしい。
今日は宮部みゆきの時代物がかばんに入っていた。
図書館が明日から開くのでちょっとのぞいてこよう。